これを憂う

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  • 十日目にこれを憂えたギリシア方第一の勇士アキレウスが、諸将を集会させる。 ホメロス/呉茂一訳『イリアス(上)』より引用
  • 淳和朝に入り、天長元年播磨権守に左遷されるが、時の人はこれを憂いた。
  • これを憂えた市の開発部門は大手の建設グループと協力して、市民の不満を解消する為に行動を起こした。 奈須きのこ『空の境界 (上)』より引用
  • 忠恭はこれを憂い、森源三に新知100石を与えて河井の家族を扶養させた。
  • これをうれえたブータン政府が、ネパール系住民の国外退去を命じたのである。 夢枕獏『神々の山嶺 上』より引用
  • 朝廷はこれを憂い、ふたたび張奐を護匈奴中郎将とし、これらを討たせた。
  • しかりといえども、その消極を想像してこれをうれうれば、また憂うべきものなきに非ず。 福沢諭吉『旧藩情』より引用
  • 処罰される者はいきおい増え、仲韃はこれをうれえてさらに刑罰を重くする。 小野不由美『十二国記 06 風の万里 黎明の空(上)』より引用
  • 乙叡は赦されて自邸に戻ったのち自らの罪がないことを知り、これを憂いたまま死去したという。
  • これを憂いて独自に修行を積み、乱馬と一晩中戦ったことで「勘が戻った」と発言している。
  • なお、これを憂いた中宮定子は髪を切って尼となったが、後に天皇の命で宮中に戻っている。
  • 景文の死後あまりに多くの贋作が世に出回ったため、これを憂いた有力な門人たちが互いに師の偽筆を作らないことを確認し合った誓約書が残されている程である。
  • これにより国内経済は疲弊し、これを憂いた臣下によって廃位となったが元の力により復位した。
  • これを憂えた貴久は、兼親に薩摩伊集院神殿村に30町の領地を与えて移住させた。
  • 後に政氏と子の高氏が不和となると、顕定はこれを憂えて出家し両者の仲介に立った。
  • 時の政府はこれを憂えて、文明国の仲間入りの手始めとして、まず大製鉄所をつくろうと決意した。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
  • 伝染病が流行し、民衆が疲弊するのを見て、これを憂えた駱統は孫権に上疏を行い、孫権を感嘆させた。
  • 宗治はこれを憂えた。 海音寺潮五郎『新太閤記(三)』より引用
  • またこれに驚くも至当の事なれども、論者はこれを憂い、これに驚きて、これをいにしえに復せんと欲するか。 福沢諭吉『徳育如何』より引用
  • されば今の世の教育論者が、今のこの不遜軽躁ふそんけいそうなる世態に感動してこれを憂うるははなはだし。 福沢諭吉『徳育如何』より引用