この夜会

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  • この夜会ではすべて彼の予言どおりになっていたからだ。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』より引用
  • この夜会に出かけるためのしたくがたっぷり二時間以上かかった。 ゴーゴリ/工藤精一郎訳『死せる魂』より引用
  • この夜会が終って翌日頃から、奇妙な噂が流れた。 南條範夫『山岡鉄舟(三)』より引用
  • だが、私はこの夜会の仲間に加わっている。 カフカ/中井正文訳『変身』より引用
  • 夫人がこの夜会に加わったことは、この盛儀に一段と光彩を添えた。 フリーマン/大久保康雄訳『歌う白骨』より引用
  • 彼女たちは普通は十二人ということになっていたが、パリという町で、こうした種類の女を入れかわり立ちかわり調達することはとても不可能なので、この夜会に別の夜会の人たちを混ぜることもあった。 サド/澁澤龍彦訳『ソドム百二十日』より引用
  • 観客は、まだこの夜会の演出なのだと歓声かんせいを上げるものと、低い悲鳴をらすものが半々だった。 桜庭一樹『GOSICK 第5巻』より引用
  • 正直のところ、チチコフはこの夜会に集まった人々をながめまわしながら、ざっとこのようなことを考えていたらしい。 ゴーゴリ/工藤精一郎訳『死せる魂』より引用
  • この夜会から彼がもって出た最後の印象は、舞踏会のことでウロンスキイの質問に答えたときの、あの、キティーのにこにこした、幸福そうな顔であった。 トルストイ/中村白葉訳『アンナ・カレーニナ(上)』より引用
  • この夜会に来た者は、すべてを実行しなければならず、四人の極道者は不潔きわまる放蕩のあらゆる趣味をもっていたから、彼らの欲望に進んで身を任せることは、なかなか容易なことではなかった。 サド/澁澤龍彦訳『ソドム百二十日』より引用
  • いずれにしても、この近衛猟騎兵の士官の服装をした人物の意図するところは、この夜会の空気をなんとしても乱さないことにあったのであって、彼はほとんどすべての人びとから心服されているたぐまれなる君主として、舞踏会の楽しみは一瞬たりともゆるがせにしてはならぬと考えていた。 ヴェルヌ/江口清訳『皇帝の密使(上)』より引用
  • エパンチン家に、別に夜会などというものがなくて、この夜会に、招待された客もなく、ここにいる人たちは全く『うちの人』で、彼自身もずっと前から、これらの人々の親友であり、ほんのしばらく別れていて、今その仲間へ帰って来たのだというような気持もするのであった。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(下)』より引用
  • この夜会の終わりのあいだ彼女はずっとこの誓いを守りとおしたが、やはりだいぶ辛かった。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』より引用
  • ポオルはそのうちに彼女に、これがウィリアムで、この夜会服を着たのがウィリアムの許婚だった人、これがアニイとアニイの夫、これがアァサアと彼の妻と子供などと、写真の説明を始めていた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 下巻』より引用
  • 彼女の幼馴染である尾崎秀雄から百合子の婚約者を決めるためこの夜会が豪勢なものになったと聞かれて納得した矢先、反政府勢力により夜会が荒らされ、さらには野宮家の当主にして百合子の父である康之が何者かによって殺害された。
  • それよりこの夜会服、どうかしら。 喬林知『今日からマ王 第08巻 「天にマのつく雪が舞う!」』より引用
  • この寵遇によって伯爵の信望がそこなわれたと人々が思わないように、公爵夫人は自分の邸宅の新しい庭をご披露するという口実で宴会をもよおし、クレリアのことをコモ湖畔で会った若いお友だちと呼んで、優雅さに満ちたやりかたで彼女をこの夜会の女王にしたてあげた。 スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(上)』より引用
  • すべてのものがからだをぶっつけたり、ざわめいたりしだし、しばしの間、人々はナスターシャ・フィリッポヴナを、しかも、またいずれにしろ彼女がこの夜会の主人であるということをほとんど忘れかけていた。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(上)』より引用
  • この夜会を主催し、その舞踏会の中心人物であり、キソフ将軍がうやうやしく敬意を表したところの人物は、たんに近衛猟騎兵の士官の制服を着ているだけであった。 ヴェルヌ/江口清訳『皇帝の密使(上)』より引用