この千載一遇

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  • この千載一遇のチャンスに何としてでも武士として一花咲かせたかった。 野口武彦『忠臣蔵 ― 赤穂事件・史実の肉声』より引用
  • とはいえ、彼は今を、この千載一遇の日を、大望のしょと思わずにいられない。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • だが、サメはこの千載一遇のチャンスを待ちかまえているはずだった。 R・エイヴァリー『クレイトスの巨大生物』より引用
  • Xはこの千載一遇のチャンスを利用して、彼女にどめを刺したのではないだろうか。 森村誠一『致死眷属』より引用
  • この千載一遇のチャンスをものにしない手はない。 高千穂遙『クラッシャージョウシリーズ04 暗黒邪神教の洞窟』より引用
  • それにしても、それだけの理由で、この千載一遇ともいふべき革新の好機会を逸してはならぬ。 岸田国士『日本人とは?』より引用
  • 朋琳は、この千載一遇の仕事に、それこそ寝食を忘れて弟子たちと取り組んだ。 長尾三郎『魂を彫る 鑿に賭けた大仏師父子の「心の王国」』より引用
  • それだけまあ、馬丁などは自由なわけだが、日本の男と生れて、この千載一遇の好機会に少しでも国家の為に働きたいと云ふ望みは、これは、誰しも一様なわけだ。 岸田国士『動員挿話(二幕)』より引用
  • 絶頂に立ってこの千載一遇の輝きの中に全身を浸したいと思うと、もう矢もたてもたまらない気持だった。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • いや、それよりも、彼はこの千載一遇の脱走のチャンスをつかんで、死物狂いだったのだろう。 山田風太郎『地の果ての獄(上)』より引用
  • 彼らは初めて目にするエルフの秘呪に軽い興奮状態にあり、中にはあわよくばこの千載一遇の機会に魔法を修得してしまおうと懸命に呪文書を読み返す者の姿も見られた。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(下)』より引用
  • この千載一遇のチャンスをB&Bはモノにしたわけである。
  • しかし一面、この千載一遇ともいうべき四十万石相手の争闘を、なるべくながくたのしみたい、という彼独特の稚気もたしかにある。 山田風太郎『柳生忍法帖(上)』より引用
  • それを余りにはっきりと呉に援けを約されたのは、この千載一遇の好機を可惜あたら、逃がしたようなものかと存ぜられます。 吉川英治『三国志』より引用
  • それまでヤコヴレフ設計局ではAIRシリーズやそこから生まれたUT-1やUT-2などの軽量飛行機の開発に成功してきたが、かねてより戦闘機の開発に強い関心を持っていたアレクサーンドル・セルゲーエヴィチ・ヤーコヴレフは、この千載一遇の機会にそれまでのものとは一線を画する新型戦闘機を生み出そうと努力した。
  • この千載一遇の艦隊決戦の機会が、栗田長官の謎の反転命令で不本意な無勝負に終る結末はよく知られているが、臼淵はここではからずも初めて水上戦闘指揮を経験する。 吉田満『鎮魂戦艦大和(上)』より引用
  • この千載一遇の機会を逸すばかりか、ひざまずいて、彼の陣前に国土をささげ恥を百世にのこすも是非なしと断じるなどは、まことに言語道断な臆病沙汰というほかはない。 吉川英治『三国志』より引用
  • 当時既に、スタニスラフスキイ、ダンチェンコを首脳とするこの劇団の名は欧州を風靡していたので、一演劇学生であつた私は、胸を躍らせて、この千載一遇の好機を捉え、シャンゼリゼェ劇場へ十日興行の殆ど毎夜を通いつめた。 岸田国士『演出者として』より引用
  • 幸田節三はこの乙亥元旦午前九時十二分を期して必ず噴水の鶴が鳴くと断言し、夕陽新聞の年極購読者に限ってこの千載一遇の奇蹟を目のあたりに見物させようという大胆不敵な大賭博を打ったのである。 久生十蘭『魔都』より引用