ことは夙に

7 の用例 (0.00 秒)
  • 近代産業社会が男女問わず人間の身体性を低く評価することで成立していることは夙に議論されてきた。
  • 力衛さんが遊び人であることはつとに有名である。 福永武彦『第五随筆集 書物の心』より引用
  • 明治日本の「文明」日本という自己表象に、西欧列強との同化願望があったことは否定できず、その点で差別主義的であったことは夙に指摘されている。
  • 犀星老人が女性にやさしく男性にそつけないことは夙に知れ渡つてゐたから、私はいつも細君をお伴に連れて、と言ふよりはこちらが後ろにくつついて、御前に祗候することにしてゐた。 福永武彦『第六随筆集 秋風日記』より引用
  • 門下に多くの俊英を生んだ九郎であったが、その稽古が厳しかったことは夙に名高い。
  • 女性アイドル歌謡の中に性的な仄めかしが存在することは夙に指摘されており、フェミニストの中には、美人コンテストも性の商品化の一端を担っているとして指弾する人々もいる。
  • 他に少し例をあげれば、荷風の「断腸亭日乗」とか茂吉の「手帳」とかが個性的な魅力に富んでゐることは夙に知られてゐるし、内田百閒の手紙の無類のユーモアも、百閒全集が刊行されて初めて読者の手に委ねられたと言ふことが出来る。 福永武彦『第六随筆集 秋風日記』より引用