ことは予め

14 の用例 (0.00 秒)
  • だが、このことはあらかじめ予想はしていたのでさしておどろきはしななかった。 有沢まみず『いぬかみっ!08』より引用
  • 義貞がきょうこの城へ来ることはあらかじめ、この城の番頭ばんがしらに知らせてあったようであった。 新田次郎『新田義貞(上)』より引用
  • 今日ここでお別れをすることはあらかじめ決まっていたことだし、高級士官たちのやることに意見できる権限もない。 犬村小六『とある飛空士への追憶』より引用
  • 私は橋の下に立っているうちに、このことはあらかじめ計画しておいたので、少しも躊躇ちゅうちょする必要はなかった。 平林初之輔『動物園の一夜』より引用
  • 子供を虐待することはあらかじめ種を守るために人類に定められたものだという、これが私の疑問に対する解答なのか。 牧野修『スイート・リトル・ベイビー』より引用
  • その規則の条件部が真であることは予め分かっているので、フリッツは蛙であると結論付けられる。
  • 金銭的なことを言うなら、客が満杯になってももうけが出ないことはあらかじめ分かっているのである。 原田宗典『27』より引用
  • それであるから片仮名でもやはり昔の言語の音を知ろうという場合には、字の違いがすなわち音の違いと考えることは出来ないのであって、これとこれとが同じ音であるということは予めきめる訳には行かないのであります。 橋本進吉『古代国語の音韻に就いて』より引用
  • それは皆一々違った音をあらわしたとは思われませんが、とにかく文字は皆違っているのですから、その中のどれだけが同じ音で、どれだけが互いに違った音であるか、そういうようなことは予め決める訳には行かない。 橋本進吉『古代国語の音韻に就いて』より引用
  • だがこういうことは予め見逃してはならぬ。 戸坂潤『思想と風俗』より引用
  • おおよそ研究開発をやっている施設では、ごく当たり前のセキュリティシステムである上に、先に拉致らちした男の口からこのことはあらかじめ聞かされていたことだった。 楡周平『マリア・プロジェクト』より引用
  • 喰物の事にばかり没頭していた伯爵のことであるから、看板の文字に気が付かなかったのも無理はないが、なるほどその建物の外形に少し注意を払えば、料理屋でないことは予め分ったはずなのである。 谷崎潤一郎/種村季弘編『美食倶楽部 谷崎潤一郎大正作品集』より引用
  • 店はあくまで「残飯を犬に食わす」ために持ち帰ったものを食べてしまったからという建前を取り、また客も店が責任を取らないことは予め承知の上でドギーバッグを使用する。
  • この事業はいまだ半途はんとにして如何いかになり行くべきや、常なき人の世のことはあらかじめいいがたし、ただこの趣意をつらぬかんこそ、わらわが将来の務めなれ。 福田英子『妾の半生涯』より引用