こう切り出し

99 の用例 (0.00 秒)
  • 私は種々なことを尋ねられそうなのを恐れて、すぐこう切り出してみた。 豊島与志雄『理想の女』より引用
  • お銀は床の上にぺったりとしりを落とし、すこし考えてから、こう切り出した。 井上ひさし『ドン松五郎の生活』より引用
  • 武田が香榮子にこう切り出したのは昭和六十二年十月ごろである。 高杉良『勇気凜々』より引用
  • 引退間際いんたいまぎわの生徒会長は、五、六秒ほど沈黙ちんもくしてから、こう切り出した。 賀東招二『フルメタル・パニック!07 つづくオン・マイ・オウン』より引用
  • 私は三十分ほどして、相手の反応を見るため、こう切り出した。 吾妻博勝『新宿歌舞伎町 マフィアの棲む街』より引用
  • だが、その後ドクトルはとうとう思いきってこう切り出してみたのである。 横溝正史『刺青された男』より引用
  • リングローズも相手がこう切り出してくるとは予想もしなかったが、驚いたふりはしなかった。 フィルポッツ/井内雄四郎訳『闇からの声』より引用
  • Cさんがこう切り出してくれたとき、私はじっさいにほっと息をついてしまった。 大塚公子『死刑執行人の苦悩』より引用
  • しかし、こう切り出しながらも、彼の声音が静かな自信に満ちていたのは奇妙だった。 シムノン/長島良三訳『メグレ氏ニューヨークへ行く』より引用
  • 五月三日、BCで夕食が終わったあと、大塚登攀隊長がこう切り出した。 長尾三郎『マッキンリーに死す 植村直己の栄光と修羅』より引用
  • 準竜師は相手の緊張を振り払うようにして、こう切り出した。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 11 5121小隊の日常II』より引用
  • 篠原さんはすぐに表情を引き締め、そしてこう切り出してきました。 吉村達也『時計』より引用
  • 神経質そうに手を動かして唇を拭きながら、ソーントンはこう切り出した。 菊地秀行『吸血鬼ハンター06 D-聖魔遍歴』より引用
  • それも理解していたらしく、ラグーンはうなずくと、すぐにこう切り出した。 菊地秀行『吸血鬼ハンター09c D-蒼白き堕天使3』より引用
  • 彼女の向かいに腰を下ろすと、相手はこう切り出してきた。 伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第05巻』より引用
  • それから、父に背を向けたまま、少しためらって、こう切り出した。 山本弘『時の果てのフェブラリー 赤方偏移世界 徳間デュアル文庫版』より引用
  • と、こう切り出したのは、きんちゃくの辰の伯母おばさんで、お源という女である。 横溝正史『人形佐七捕物帳 02』より引用
  • 二間続いた隠居所の二階で、おまんが茶の用意なぞをする間に、吉左衛門はこう切り出した。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • わたしは少年の瞳をのぞきこみ、ゆっくりとこう切り出した。 中井英夫『とらんぷ譚』より引用
  • と、むずかしそうな渋面を作って、こう切り出したのは三津木俊助である。 横溝正史『花髑髏』より引用
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