ぐつぐつと煮える

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  • 秋のさびしさが身に染みてくる頃で、鍋のぐつぐつと煮える音が温かい。 森見登美彦『四畳半神話大系』より引用
  • 彼女はそう言いながらベッドにもたれて、鍋のお湯がぐつぐつと煮える音の中で眠ってしまった。 尾崎豊『黄昏ゆく街で』より引用
  • その黒い影が、ぐつぐつと煮えるような声で言った。 夢枕獏『東天の獅子 第三巻 天の巻・嘉納流柔術』より引用
  • 一人きりで退屈していたのだろう、料理女はぐつぐつと煮える大鍋の中を木の杓子でき回しながら話し続ける。 坂東眞砂子『旅涯ての地(上)』より引用
  • KNDが助けに向かうと、ラッソラスと彼女の馬はぐつぐつと煮えた鍋の上に吊るし上げられていた。
  • なべの中では、雑炊がぐつぐつと煮えていた。 秋元康『着信アリ』より引用
  • 素焼きのドンブリ鉢の中で、細い白魚のような小さなウナギがぐつぐつと煮えているやつを、そのままテーブルに持ってきて食べるのは、わがくにの柳川鍋を連想させるところもあって、なかなかの珍味なのであるが、こんど食べたのは塩辛さが後まで残って、あんまりウマいとは思えなかった。 安岡章太郎『犬と歩けば』より引用
  • 天井てんじょうからぶら下がるかぎにつるされたなべの中では、やせ細った人参ニンジンに青菜や牛蒡ゴボウなどが入れられ、ぐつぐつとえていた。 支倉凍砂『狼と香辛料ⅩⅡ』より引用