きりりっと
2 の例文
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もとより、捕り縄の襲って来ることは、又兵衛の方でも、予測していたところであり、その身構えに向かって、棒をさしのべつつ、六分の神経は、油断なく兄の方へ配った。鎖は、蛇のように空を躍って来るや、棒の中程へ、きりりっと巻きついた。
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ロータス揮身の撃ち込みを、グラフはその場から一歩も動かずに待ち受けた。両手の長剣をきりりっと回転させつっ持ち上げ、体の前でX字に交差させる。両刃の直剣は二本とも同一デザインで、エッジ部分はほとんど黒に近いメタリックグレーなのだが、中央部分はガラスのように透明な素材になっている。
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