かれの区別なく

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  • これに反して妖怪とは、特定の場所にきた人はだれかれの区別なく経験する怪奇現象である。 中村希明『怪談の科学―幽霊はなぜ現れる』より引用
  • 教区委員たちが、フランス政府から送られたパンを、だれかれの区別なく配給してまわった。 ウェルズ/宇野利泰訳『宇宙戦争』より引用
  • 実をいうと、軽快な彼の目に映ずるすべての人は、ほとんどだれかれの区別なく友だちであった。 夏目漱石『門』より引用
  • 子供はだれかから桃を二つもらってはねまわり、だれかれの区別なく首ったまにかじりついています。 山田風太郎『ラスプーチンが来た 山田風太郎明治小説全集11』より引用
  • ここのでぶっちょのあるじが得意客の日本人を呼ぶときは、だれかれの区別なく、「ミスター・トウキョウ」である。 本田靖春『ニューヨークの日本人』より引用
  • 朝から晩まで、台所にある背の低い椅子に腰をかけ、一人のシナ人コックと、二、三人の現地人の娘にとり囲まれて、指図をあたえたり、だれかれの区別なく相手にして愛想よくおしゃべりをしたり、また彼女が工夫した味のいい料理の味見をしたりするのだった。 モーム/龍口直太郎訳『月と六ペンス』より引用
  • パンサンとは放浪の戦士のことで、彼らは一定の住所がなく、都市から都市へと渡り歩きながら、彼らを雇おうというものになら誰かれの区別なく剣一筋で仕えるのである。 バローズ『火星シリーズ10 火星の古代帝国』より引用
  • 屋敷の両入口には、昼夜を分たず、警察官が配置されていたし、構内の出入者は、誰かれの区別なく、厳重な検査を受けた。 ダイン/坂下昇訳『グリーン家殺人事件(上)』より引用

かれの区別なく の使われ方