かく通
全て
名詞
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悉くが、わたくしが夢に思つてゐるやうな家だ。木目のない、ハギのない、木理の細かく通つた一枚板の、すつと通つた廊下。夕暮の色が、その上に漂よふとき、椋の葉はカラカラと風にさやぎ、一面の大きな平石は、うつすらと水を吹いてゐるであらう。
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外食券一枚二円等、これら警察も黙認してはばからず。ただし下宿のおばさんにかく通達せる上は、のんべんだらりと数日待つは苦し。夕高須氏宅にゆき奥さんに相談す。
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中世に入ると、足利将軍家の邸宅街となった。二代将軍足利義詮は錦小路に、三代将軍足利義満は三条通に、四代将軍足利義持も一時六角通に邸宅を構えていたのである。江戸時代に入ってもその名残はあり、有馬藩、小笠原藩、米沢の上杉藩、秋田の佐竹藩の各京屋敷があった。
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烏丸通のオフィス街から六角通へ折れてすぐ、西国三十三所第十八番札所、紫雲山頂法寺がある。その通称「六角堂」は有名だが、境内にはもう一つ有名なものがある。
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また、各大名で使える模様が固定化していった。代表的な模様として「鮫」、「行儀」「角通し」、「松葉」「御召し十」「万筋」、「菊菱」、「大小あられ」「胡麻柄」がある。このような大名の裃の模様が発祥のものを「定め小紋」「留め柄」という。
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