お煩い

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  • 「失礼ながら目をお煩いになったのはよほど以前のことなんですか」と聞いた。 夏目漱石『行人』より引用
  • おにらみになる父帝の目と視線をお合わせになったためでか、帝は眼病におかかりになって重くおわずらいになることになった。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • これまでも妖気もののけがもとでおりおりおわずらいになることはあっても、こんなに続いてながく御容態のすぐれぬようなことはなかったのであるから、御自身では御命数の尽きる世が来たというように解釈をあそばすのであった。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 時々はげしくお煩いになった御眼疾も快くおなりになったのであるが、短命でお終わりになるような予感があってお心細いためによく源氏をお召しになった。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • これは、事実いろいろなお煩いごとがおありになるたびごとに、この詩人をお召し出しになって、その即興の詩篇を聞いたり、あるいは、お話しになる何かの事件を、詩にさせてごらんになるのが、教王カリフの御習慣でございました。 佐藤正彰訳『千一夜物語 04』より引用
  • 目を少々お煩いのようで、雪がきらきらしていたむからと言って、こんな土地でございます、ほんのできあいの黒い目金めがねを買わせて、掛けて、洋傘こうもりつえのようにしてお出掛けで。 泉鏡花『高野聖』より引用