お忘れなきよう
17 の例文
(0.00 秒)
-
娘の居所はここにしたためておきましたから、親元へ帰すなり、お手許に置かれるなり、どうぞご随意に。しかし、自分はいつでも娘を連れ出すことができるという点をお忘れなきよう。失礼いたしました。
...
-
その寺院に、私たちのうちどちらかがお待ちしています。なお、部下の方ふたりをお連れになるのを、お忘れなきよう。
...
-
つまりは無手勝流ですな。それをお忘れなきよう。
...
-
その年は亥の年なり。お忘れなきように!かれら怨念の民がかつて崇拝した猪にちなむ、亥の年なり。
...
-
もしあなたがこの悪習を続けているのが事実ならば、人生を悔い改め、身を清め、あなたの中に創造された神の姿を色欲によって悪徳な悪魔に似た姿に変えることがいかに卑劣なことであるかを心に留めておいてください。あなたが多くの人の上に王そして支配者と成り得たのは、自分の行いによってではなく、溢れんばかりの神の恵みによるものであることをお忘れなきように。あなたは自分の欲望で自分を悪霊の奴隷にしているのです。
...
-
-
わたしの目に狂いがなければ、彼らはアシュラム卿のために、いかなる危険をもかえりみることはありません。ただ、お忘れなきように。彼らがそうするのは、自らの利益になると信じればこそです。
...
-
そして軍規は、監察宇宙軍艦船が外国の港に停泊中、かならず一名の士官を乗艦させておくよう求めていることをお忘れなきように願います!
-
けれども御身の上なるアッラーにかけて、おお、わが御主人よ、私は明朝起きて、あなたをわが家の外までお送りいたしかねるでしょうから、どうか家をお出になる際には、後ろの戸をよく閉めることをお忘れなきよう、お願い申します。
-
ホレイショー まさにそのホレイショー、つねに変らぬ忠僕をお忘れなきよう。ハムレット なにを言う、こちらでそう言いたいくらいだ。
...
-
美乃里と桔梗が顔を見合わせている。「まぁ、そういうことでしたら」 「雪乃様をないがしろにするようなことがあれば、承知しませんわよ」 「しないって」 「その言葉、お忘れなきように」 二人が清海を置いてその場から離れようとした、そのとき。頭上から声が聞こえた。
...
-
けれども、礼拝がおすみになったら、われわれの敷居に御来臨を賜わり、御交際をもってわれわれの精神を高尚にして下さることをば、どうぞお忘れなきよう願い上げまする。それというのは、貴僧の聖徳の玉歩に伴って、われらの住居に祝福が来たるであろうことを、われわれは承知しておりまするゆえに。
...
-
「ほうい、尊いお方」彼女は小声でつぶやき深々とお辞儀をした。「あなたさまが相続権をお継ぎになりますときは、最初にあなたさまにご挨拶申しあげたのがこのマルテでありますことをお忘れなきように」 バラクがどなり声をあげてつかみかかろうとしたが、老婆は杖で石段をならしながらすばやく逃げさった。バラクがソリに戻ってくるとガリオンはたずねた。
...
-
波川周蔵が小廊下へ出て行くと、其処に小田切平七郎がいて、 「お送り申す」 周蔵の先へ立ち、浄真寺の惣門前まで送って来た。「では、これにて」 一礼した小田切が、 「三日後を、お忘れなきよう」 いい残し、立ち去って行く。周蔵は、最寄りの茶店へ入り、酒を注文した。
...
-
この戦いの後、アテナイ人はイオニアの反乱内で戦い続けることを拒否し、アテナイに戻った。しかしこの戦いの参加のため、ペルシア王ダレイオスはアテネに復讐を誓い、召使に毎日夕食時に3回「主人よ、アテナイ人をお忘れなきよう」と繰り返し言うよう命じた。始め反乱はイオニア人が優勢であったが、形勢は徐々に逆転し、ペルシア人に有利となっていった。
...
-
ふたりの御者が、さまざまに姿を変えて、たえず展覧会場の部屋を出はいりし、生れてこの方みたどんなものより、この展覧会は入場料以上にみごたえのあるもの、とどなり、わきに立っている連中に、目に涙をためながら、こうしたすばらしい満足のいくものをみのがさないように、とすすめていた。ジャーリー夫人は、料金支払い所に坐り、正午から夜まで銀貨をジャラジャラと鳴らし、入場料はたった六ペンス、この蒐集物は、欧州の王さま方にみせる短い旅に出ることになっているので、出発は来週のきょうに、しっかりときめられているのをお忘れなきように、と群集におごそかに呼びかけていた。「だから、おおくれなきように、おおくれなきように、おおくれなきように」こうした呼びかけの結びのところで、ジャーリー夫人はいっていた。
...
-
わたくし、 <山賊の首領> ことルディ・ヴェゲナーがあなたに忠誠を誓っていること、お忘れなきように。