いい渡し

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  • ともいい渡してある。 滝口康彦『猿ヶ辻風聞』より引用
  • わたしは職人たちが仕事に来る前にここへ来て、われわれの調べが終らないうちは何一つ手を触れてはいかんといい渡しましたからね。 フィルポッツ/赤冬子訳『赤毛のレッドメーン家』より引用
  • と母にいい渡した。 群ようこ『無印不倫物語』より引用
  • それから部屋へとって返すと、冷静な声でいい渡した。 中井英夫『虚無への供物』より引用
  • つねに妻の寧子ねねにいい渡してある遺言を思い合わせたからである。 吉川英治『新書太閤記(四)』より引用
  • 乱暴な豚おやじはねるとすぐ、言葉と動作で恥知らずな計画を私にいい渡した。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』より引用
  • とみには、お上のお調べがすむまで、軽はずみをしてはならないといい渡した。 平岩弓枝『御宿かわせみ 01』より引用
  • やがて、マンロー裁判長は、書物から目をあげると、簡潔な言葉で判決をいい渡した。 ガードナー/能島武文訳『奇妙な花嫁』より引用
  • そこで警備隊の隊長に四分の一だけのらないかときくと、同意したので、私は一同に勝負は六回にかぎることにするといい渡した。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第二巻』より引用
  • で、私は皆に奉公人たちの前であの記事のことを話してはならないといい渡しておきましたの、ほんとうに何という恥かしいことでしょう。 クリスティ/松本恵子訳『アクロイド殺人事件』より引用
  • 席に戻って、元続は元盛にいい渡した。 滝口康彦『粟田口の狂女』より引用
  • 当局側は、第一次整理のいい渡しを七月五日と決定、七月二十日ごろまでに一応整理を完了することにした。 松本清張『日本の黒い霧(上)』より引用
  • と、いい渡したのだそうだ。 近藤紘一『サイゴンから来た妻と娘』より引用
  • 厳然といい渡した宗兵衛に、和太郎は何を思ったか、いきなり脇差を持ち出して来た。 平岩弓枝『御宿かわせみ 31 江戸の精霊流し』より引用
  • それが終って、伯耆守から四大名へ当分おあずけになるといい渡しがあって、一組ずつ前へ出よということだった。 大佛次郎『赤穂浪士(下) 〓あり』より引用
  • 黄司は眉も動かさない調子でいい渡した。 中井英夫『虚無への供物』より引用
  • それからドードーナの森の巫女めいた眼が、正面から見つめて、おごそかにいい渡した。 中井英夫『とらんぷ譚』より引用
  • ときっぱりと彼にいい渡した。 群ようこ『贅沢貧乏のマリア』より引用
  • 治夫が店に入った時、男は丁度奥から一番古手らしい店員を従えて何か戸棚の中の整理をいい渡しながら出て来た。 石原慎太郎『化石の森』より引用
  • そして、いままでの恋は憎しみに変わったといい渡し、最後にぼくのことを警戒するがよい、いつか目のまえに姿をあらわしたら、ひと思いに殺してしまうからとどなった。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』より引用
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