いい渡し

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  • 指揮官はこれより特別任務につくとだけいい渡し、何の説明もしなかった。 辺見じゅん『完本 男たちの大和(下)』より引用
  • このように声をあげていい渡し、早々に集会を解散して立ち去らせた。 ホメロス/呉茂一訳『イリアス(下)』より引用
  • 叩頭するとオシロワケ王は、「退がって良いぞ」といい渡し座を立った。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 4 東征の巻(上)』より引用
  • 非常に大きな眼と、おもわず出た声とに、かれも覚悟をこめて、いい渡した。 吉川英治『大岡越前』より引用
  • それにはわたしの席はもうけられないと彼はいい渡した。 ルソー/桑原武夫訳『告白(上)』より引用
  • 何か、ひそかにいい渡して、やがて塀をこえて邸のうちへなだれこんだ。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • 師の清十郎は、ゆうべ、と、これは誰へも同様にいい渡したことらしかった。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • はじめから主人同様といい渡しておけば、どんな勝手なことでもできて、都合がいいのだ。 林不忘『巷説享保図絵』より引用
  • その数日後、判決のいい渡しの場で、またもやちょっとした騒動が起きた。 C★NOVELS『創刊25周年アンソロジー』より引用
  • 「腰をおろして、黙っていてください」と、裁判長はいい渡した。 ガードナー/能島武文訳『管理人の飼い猫』より引用
  • 日本へ向う船が地中海にはいると、甘粕は一同を集めて外貨についていい渡した。 角田房子『甘粕大尉 ―増補改訂』より引用
  • ふたりにはもういい渡してある。 ドイル/鈴木幸夫・鮎川信夫・齊藤重信『シャーロック・ホームズ全集(上)』より引用
  • とかって、彼女にいい渡したりもしましたね。 田中康夫『恋愛自由自在』より引用
  • 弱々しくかぶりを振る連姫に、まるで印璽いんじかなにかを押すようにいい渡した。 井上祐美子『五王戦国志4 黄塵篇』より引用
  • といい渡して、小隊長分隊長における、臨機の処置に期待をしていた。 伊藤桂一『遥かなインパール』より引用
  • といい渡したのであった。 群ようこ『無印結婚物語』より引用
  • しかも「必ず警察の厄介になるな」と強くいい渡したという。 紀田順一郎『東京の下層社会』より引用
  • 彼は腹の中で自分と自分にこういい渡した。 夏目漱石『道草』より引用
  • 村の教会に行くには、歩いて少なくも四十五分はかかるだろうと、彼は前もって私にいい渡した。 カミュ/窪田啓作『異邦人』より引用
  • クラマートが意識を回復しても、誰が金を出して世話をしたか、絶対に本人に知らしちゃならんといい渡したというんだからね。 ガードナー/能島武文訳『管理人の飼い猫』より引用
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