あまりに荒唐無稽

18 の用例 (0.00 秒)
  • ナルサスも例外ではなかったが、あまりに荒唐無稽こうとうむけいな話では信じる気になれない。 田中芳樹『アルスラーン戦記06』より引用
  • あまりに荒唐無稽なこの提案を聞いて、ヴァーロック氏は足を少々もじもじさせた。 コンラッド/井内雄四郎訳『密偵』より引用
  • あまりに荒唐無稽こうとうむけいすぎはしませんか。 丈月城『カンピオーネ! 01 神はまつろわず』より引用
  • 行動主義者になるためには自分が知覚麻痺のふりをする必要があり、それはあまりに荒唐無稽なので、行動主義はしばしば人々からからかわれているという。
  • あまりに荒唐無稽むけいなことばに、笑い出したくなる。 近藤史恵『散りしかたみに』より引用
  • あまりに荒唐無稽な馬鹿々々しい夢で私は、目が醒めた時に口をあけてゐたが、全身は酷い汗だつた。 牧野信一『心象風景(続篇)』より引用
  • あまりに荒唐無稽な世界にのび太は大笑いするが、イメージが崩れたとしずかは不機嫌になって帰ろうとする。
  • あまりに荒唐無稽な内容なので、さすがにこの場合、そのまま書記官長にしゃべる気もしなかったが、書いた人は実在していた人物である。 山田風太郎『忍法流水抄』より引用
  • いくら本人が真剣でも、あまりに荒唐無稽こうとうむけいで、聞いた人は、おおらかにバカ笑いするだけだった。 岩城宏之『棒ふりの控室』より引用
  • なお、アーサー王のローマ遠征という題材はあまりに荒唐無稽と言うであるという理由で、現代風の作品では省略されていることが多い。
  • あまりに荒唐無稽に思われるが、しかし常に謙虚で冗談をいって大笑いするさまなど見たことがないほど真面目謹厳な氏の姿に接すると、疑うのは下司げすの証拠のように思われて信じなければいけないような気持になってしまう。 佐藤愛子『冥途のお客』より引用
  • 荀彧の耳に「臥竜」孔明のわけの分からない噂は入ったものの、その内容があまりに荒唐無稽過ぎた。 酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明』より引用
  • あまりに荒唐無稽すぎる、と思いながらも、いま自分で口にした〝コンガラ童子〟が何を意味するのか、彼は瞬間的に悟っていたのである。 中井英夫『虚無への供物』より引用
  • といって、井戸側の漆喰に仕かけがあって、地下に抜け穴が通じているなどは、あまりに荒唐無稽な想像である。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編02 本格推理Ⅱ』より引用
  • あまりに荒唐無稽こうとうむけい想像そうぞうだ。 枯野瑛『銀月のソルトレージュ01 ひとつめの虚言』より引用
  • 解剖学者にあるまじき、あまりに荒唐無稽な仮定だった。 鈴木光司『らせん』より引用
  • 淫祠は大抵その縁起えんぎとまたはその効験こうけんのあまりに荒唐無稽こうとうむけいな事から、何となく滑稽の趣を伴わすものである。 永井荷風『日和下駄』より引用
  • 小生こそ、この思ひをゐやすためには八丈島よりも遠い処へ行つてしまひたいとさへ思ひますが、考へるまでもなくあまりに荒唐無稽な内容で、たゞ息苦しい滑稽感に誘はれるのみで、云はばこの空しい「牢獄」で、心細い夢に耽るばかりであります。 牧野信一『女優』より引用