あの地所

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  • でもお前さん、あの地所がみんな、事実上お前さんのものだつてことは御存じかえ? 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 後篇』より引用
  • 夫人はあの地所はもう抵当流れになっているが、すぐなら六百円もあればどうにか話がつくだろうと云った。 田中貢太郎『白っぽい洋服』より引用
  • わしは、たったいま、あの地所じしょをおまえのおとうさんからった。 ロフティング『ドリトル先生物語04巻 ドリトル先生のサーカス』より引用
  • それであの地所はお宅のものになったんです。 ツルゲーネフ/佐々木彰訳『猟人日記(上)』より引用
  • 私の方へはまだであるが、あの地所は広いので、分割して売ると、整理して猶住宅と土地だけは残り得る計算だということは、この間のお母さんのお手紙にもありました。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • あの地所なら、とっくに売り払ってしまったじゃありませんか! メーリケ/浜川祥枝訳『旅の日のモーツァルト』より引用
  • ゆうべはたしかにあの地所に頑丈な家があったんだ、それがもうないと思いこませようたってそうはいかない。 クイーン/真野明裕訳『七匹の黒猫』より引用
  • 半蔵は覚えがあろう、あの地所のことでは金兵衛さんが大変な立腹で、いったい青山の欲心からこんなことが起こる、末長く御懇意に願いたいと思っているのに今からこんな問題が起こるようでは孫子の代が案じられるなんて、そう言っておれを攻撃したそうだ。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • あるとき馬に乗ってお出かけになり、あの地所を手で示して、『これはわしの所有地だ』とおっしゃって、それなり自分のものにしてしまわれたのです。 ツルゲーネフ/佐々木彰訳『猟人日記(上)』より引用
  • あの地所じしょは、馬の家になる。 ロフティング『ドリトル先生物語04巻 ドリトル先生のサーカス』より引用
  • その地蔵さんは、嘗てうち捨てられていたのを、あの地所の所有者の祖母に拾い上げられ、そしてまたうち捨てられていたのを、今度また拾い上げられて世に出たのであって、地蔵さん自身が延命したという意味なのです。 豊島与志雄『霊感』より引用
  • いま、わしがこの二十六ポンドはらいこんで、のこりは半年はんとしごとに、二十ポンドずつはらうと約束やくそくしたら、あんたは、あの地所じしょをゆずってくださるだろうか? ロフティング『ドリトル先生物語04巻 ドリトル先生のサーカス』より引用