あの傲慢

44 の用例 (0.00 秒)
  • たかが一首や二首の狂歌が評判になったからと言って、あの傲慢ごうまんさはなんだ。 平岩弓枝『江戸の娘』より引用
  • 彼女の母親が、あの傲慢ごうまんな夫人が、彼のところへ来て懇願した。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • もしそんなことがあっては、あの傲慢で自己中心的な月子が月子でなくなってしまう。 渡辺淳一『シャトウ ルージュ』より引用
  • あの傲慢ごうまんな猿淵に、こんな写真を見せたらどんな顔をするだろう? 柘植めぐみ/北沢慶/山本弘『妖魔夜行 穢された翼』より引用
  • からだの均整のとれたあの傲慢な顔つきの女は、れっきとした娼婦しょうふらしい。 ミラー/大久保康雄訳『南回帰線(上)』より引用
  • あの傲慢で自信家の女が私を反対に鍛えたのだ。 高橋克彦『蒼い記憶』より引用
  • 後の得意な時代に示したような、あの傲慢な様子とはまったく異なり、彼はほとんどいつも控え目な態度をとっていた。 ルソー/桑原武夫訳『告白(下)』より引用
  • あの傲慢ごうまんな彼女は、どこに行ってしまったのか。 片山憲太郎『紅 第01巻』より引用
  • 笑っておりますが、その顔はやつれ、かつてのあの傲慢ごうまんな表情は、そこから消えておりました。 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三』より引用
  • 宿泊リストを見ても、あの傲慢な東尾啓一の番号しか載っていない。 吉村達也『出雲信仰殺人事件』より引用
  • あの傲慢な悪者め、ここに用意しておいたのかな? アリグザンダー『(プリデイン物語3)タランとリールの城』より引用
  • その点を差し引いてもなお、多くの権力者が手中にするあの傲慢さを、成瀬もまた身に付け始めたのである。 山田智彦『銀行 男たちの挑戦』より引用
  • あの傲慢な女がもう五か月も苦しんでいる! スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(下)』より引用
  • あの傲慢ごうまんな勘違い男の腐った性根を叩き潰せたら、どれだけ気持ちがいいだろう。 万城目学『ホルモー六景』より引用
  • あの傲慢ごうまんで人を人とも思わない二人の女が、どんな口調で長井美希子を詰問きつもんしたのか、目にみえるようであった。 平岩弓枝『パナマ運河の殺人』より引用
  • あの傲慢ごうまんさはなぜだろうか? 賀東招二『フルメタル・パニック!06 踊るベリー・メリー・クリスマス』より引用
  • こういう場合に細君たちが亭主に対して示すあの傲慢な手柄顔のことをとやかくいうのではない。 ラム/平井正穂訳『エリア随筆』より引用
  • あの傲慢ごうまんな生き物が、わしには、まざと、鎌倉の執権殿そッくりに見えてきたのだ。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 人づき合いがよくなったということはいいことではあるが、加藤の変貌へんぼうが、あの傲慢ごうまんにも見えるほどの技術における自信と仕事への献身を減殺げんさいするものだったら困ると思った。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • 義貞は瞑目めいもくしたままで、足利庄の鑁阿寺ばんあじで初めて貞氏と会ったとき、貞氏が取ったあの傲慢ごうまんな態度を思い出していた。 新田次郎『新田義貞(上)』より引用
  • 次へ »